11月1日 D1-0F(○)日シリ:日本一
プロ野球の第58回日本シリーズ、中日(セ・リーグ)―日本ハム(パ・リーグ)は1日、ナゴヤドームで第5戦を行い、落合博満監督が率いる中日が1―0で勝ち、第2戦から4連勝で対戦成績を4勝1敗とし、1954年以来、53年ぶり2度目の日本一となった。最高殊勲選手には中村紀洋内野手が選ばれた。
中日は先発の山井大介投手が8回まで一人の走者も許さない快投を見せた。しかし、9回は抑えの岩瀬仁紀投手に交代。岩瀬は3者凡退に取り、日本シリーズ史上初めて継投での完全試合を達成した。
中日は日本シリーズに初出場で制覇した54年以降は昨年まで出場6度連続で敗退。リーグ優勝の経験がない楽天を除いた既存の11球団では最も頂点から遠ざかっていた。落合監督は2004、06年に続く3度目の挑戦で監督として初の日本一達成。セの出場チームが日本シリーズに勝ったのは02年の巨人以来5年ぶり。
日本シリーズは今季からレギュラーシーズンの上位3チームによるクライマックスシリーズ(CS)の勝者同士の対決に変更され、リーグ2位の中日は第1ステージで同3位の阪神、第2ステージでリーグ制覇した巨人を下して勝ち上がった。
日本シリーズではパ・リーグ2連覇の日本ハムと2年連続で対戦し、1勝4敗で敗れた前年の雪辱を果たした。日本ハムは球団史上初の連続日本一を達成できなかった。
(共同引用)
□日本シリーズ
中日-日本ハム第5戦(中日4勝1敗、18時10分、ナゴヤドーム、38118人)
日ハム 000000000-0
中 日 01000000×-1
▽勝 山井1試合1勝
▽S 岩瀬2試合2S
▽敗 ダルビッシュ2試合1勝1敗
11月1日 試合結果(ニッカンスコアー)
<日本シリーズ個人表彰選手>
【最高殊勲選手】中村紀洋(中日)
【敢闘選手】ダルビッシュ有(日本ハム)
【優秀選手】山井大介、荒木雅博、森野将彦(以上中日)
<関連記事>
「 日本シリーズ:中日が53年ぶり2度目の優勝 」(毎日新聞)
「 中日が53年ぶり日本一! 山井-岩瀬で初の完全試合 」(サンスポ)
「 オレ竜完全リレーで53年ぶり日本一 」(ニッカン)
<監督、選手コメント>
落合監督
「ありがとうございます。(今のお気持ちは)感無量ですね。
(53年ぶりの日本一)長かったですね。
この4年間も長かったです。
(今日の試合を振り返って)二人でパーフェクトをやったという
試合は記憶にありません。
それだけ今日の山井は完璧でした。
今年は絶対に泣くまいと思っています。後で泣きます。
今日のゲームは何とか逃げ切らないといけないと思っていましたが
まさか山井があそこまで放ってくれるとは。
戦国時代のような厳しい状況の中でよくぞここまで耐えて、
精神的にも強くなったと思います。
まだ球団に連覇がありませんからこれからはそこに向かって
がんばりたいと思います。
本当に今日はここで決めろという応援でありがとうございます。」
中村紀選手
「(日本シリーズMVP)ありがとうございます。最高です!!
本当に今年1月からいろんな事がありましたが感謝してます。
本当にホッとしています。今まできつかったなと思います。
自分を手伝ってくれた人たち、関係者の方、チームメイトに
いろいろと助けてもらいました。本当にありがとうございました!!」
平田選手(2回犠飛)
「いっぱいいっぱいでした。とにかく勝つことだけを考えての結果です。」
岩瀬投手
「リーグ優勝を逃し、日本シリーズに勝たないと何も残らない。
今まで以上に強い気持ちでやってきたから、日本一になれたと思う」
山井投手
「最高です。出来過ぎたぐらい。一発だけは駄目。低めを意識した。
スライダーがとにかく良かった。
去年のことを考えると、こういう場に立てるとは思っていなかったし、
感謝しかない。
(降板について)
「最後は岩瀬さんに投げてほしくて、自分から代わると言いました」
ウッズ選手
「四球攻めで苦しんだが、過去のことは忘れた。
チャンピオンになってうれしい」
川上投手
「53年ぶりと言われても正直、実感がわかない。
初戦は良くなかったが、4回目のシリーズで、ようやくという感じ」
荒木選手
「昨年の日本シリーズと今季前半の不調もあり、何とかここで
借りを返したいという気持ちがあった」
森野選手
「過去2度負けていたから、意外と勝てるんだという感じ。
開き直っていた部分が大きい」
中田投手
「感動した。日本一の実感はない」
朝倉投手
「シーズン終盤に状態がよくなかった分、シリーズで貢献したかった。
粘り強く投げられた」
久本投手
「(河合楽器時代の同僚、山井の好投に)試合を見ていて社会人のときの
思い出が頭をよぎった。すごいと思う。言葉では言い表せない」
井上選手
「ずっと強いドラゴンズであるための一歩。ファンの夢になるチームでありたい」
井端選手
「本当に最高です。32年しか生きてないが、一番うれしい」
谷繁捕手
「横浜時代は38年ぶり。今回は53年ぶりの日本一。
僕1人の力ではないが、何とかドラゴンズの力になれたと思う」
李炳圭選手
「うれしいです。プロで優勝は初めて。これからも優勝できるよう頑張りたい」
立浪選手
「もちろん辞める前に日本一になりたかった。
88年に1年目で訳もわからずにリーグ優勝して、それからなかなか
勝てず優勝の難しさを感じた。
ここ最近は頻繁に日本シリーズに出たが、結果的に全部負けて
リーグ優勝がかすみ、悔しい思いをしてきた」
白井文吾オーナー
「山井投手が完全試合をするんじゃないかという展開だったが、
1-0で狙うのは危険なかけだと思っていたところ。
いい采配(さいはい)だなと感心すると同時によくぞ名古屋で
優勝を決めてくれたとうれしく思った。
選手には敬服するし、監督は冷静沈着だった。
こんな素晴らしい年は今までなかった」
元中日監督の高木守道氏
「半世紀以上遠ざかっていた中で、日本一を成し遂げたのは大変なこと。
落合監督になって1年目からでも日本一になれそうだったが、
3年間の経験と勝つ野球の徹底がようやく実った。
中日はいまやV9時代の巨人のような存在になりつつある」
元中日監督の与那嶺要氏
「バランスのいいチームを落合監督がつくったと思う。
投打ともにいいし1、2番の足がある。
わたしの時(74年)には星野投手が直前にけがをしたのが痛かった。
これから何度も日本一になれるのでは」
OB・杉下茂氏(1954年日本一のエース)
「完ぺきな試合だった。53年ぶりか、長かったなあ。
これでおれの肩の荷が下りる。
阪神、巨人をストレートで破って、勢いでここまできた。
一番うれしいのは監督じゃないかな。とにかく本当に良くやった」
嬉しい~(^v^)本当に長かった日本一!
ノリ泣くなよぉ~。つられるじゃんかよぉ~。本当、ドラファンで良かった(^_^)
53年ぶりの日本一!
まず監督、コーチ、選手の皆さま。ありがとうございます!!
野球を見て、こんなに嬉しい瞬間は始めてです。
そりゃ53年ぶりですしね。だいち当時、生まれて無いし・・・(苦笑
試合の方は、凄い展開でした。
山井が完全試合をする勢いでしたね。1ヶ月近くも投げていないのに
上手く調整してシリーズに入ってくれました。
8回を投げて完全試合ペース。
普通に9回も行けば出来たと思いますがね。今日決めるという継投なのかな?
山井は、ちょっと可愛そうでしたが、普通に岩瀬なんでしょうね。
岩瀬も打たれる雰囲気が無いし、森さんからしてみれば
当然のリレーだったかと思います。
でも、山井に投げさせてほしい気持ちもありましたね。でも岩瀬かな。
(山井はマメが出来たのと、自ら申し出た模様。後のコメントで)
打線はダル投手と言う事で、必死に1点を取りました。
平田くんは、やっぱり何か持ってますね。あの犠飛は大きな1点になりました。
今日は、ビール掛けのどさくさに紛れて、ちょっとだけ飲んでいいよ(笑
(未成年だからダメかwwww進める方もダメかwwww)
関東では、ビール掛けの映像があまりないので参加せてもらってたのか不明です。
とにかく、この1点をよく凌いで勝ちましたね。
MVPはノリでした。
ここまでやってくれると思わなかったので嬉しいですね。
今年は、野球が出来るか分からない状況から、ここまで這い上がってきました。
ノリ。ドラゴンズに来てくれて、ありがとう!!
影のMVPはシゲかも?
リードが完璧でしたね。森本稀哲 .158 、田中賢介 .056 、稲葉篤紀 .059
見事に抑え込みましたね。昨年、この3人にやられたので、今回は見事に
リベンジしました。
CSから打撃も含めて、ココ一番では頼りになります。
まだまだ頑張ってほしいです。
ドラファンの皆さま。おめでとうございました!!
今日は、美味しいお酒が飲めましたね!!
次ぎはアジア1位目指して頑張ってください!!
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